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「ねぇ、めだか持ってきてん」
義長男君が嬉しそうに見せてくれたのは、めだかの卵と孵化したばかりのめだかの赤ちゃん
「おぉ~~~~泳いでる!かわいい~~~~!ちゃんと目がついてる~~~~!」
「でしょ」
赤ちゃんはなんでもかわいい。3~5㎜の体にちゃんと目を付けて泳いでいる。一寸の虫にも五分の魂。いや一寸のめだかにもかな(笑)。この間はバイク置場の近くの蝉が今生まれようと脱皮していた。生まれ来る命は尊いな。動物でも人間でも、めだかも然り。小学校のころカタツムリの勉強をして、そのままカタツムリを貰って帰った。家で世話をしていたら卵から赤ちゃんが生まれ、虫かごから脱出し、次見たらどこかに行ってしまった。透明の殻でとても小さい赤ちゃんカタツムリは生まれてすぐに冒険に旅立った。どこかで潰れていなければいいんだけど。赤ちゃんがこんなにかわいいのは、一人で生きていけないからだとビートたけしが言っていたことを思い出す。一人で生きていけないから手を掛けたいくらいかわいいのだと。私も子どもたちが生まれた時、本当に大変で八つ当たりしたくなる時もあったけれど、顔を見ると「まぁ~~~仕方ない」と心が和んでいた。「今日やろう」と思っていたことは半分くらいしかできなくて、はじめはイライラしたけれど「今日できたところまでが、今日の仕事」と切り替えて気が楽になった。ママ友に教えてもらった「良いおっぱい、悪いおっぱい」という映画の中で「育児で一番大事なのは、殺さないこと」というセリフがある。そうなのだ。あれもこれもと思い詰めるより元気に生きさせればそれでOKと思った。もちろん赤ちゃんで手の掛かる頃を指すのだけどね。物心つき始めたら最小限のしつけは必要。それを踏まえての第一段階。それに比べたらこのめだかちゃんたちは唯々癒してくれるだけ。
めだかの赤ちゃんの横では、義息子からもらった鉢の花が咲いていた。暑いコロナの夏も、もうすぐ下り坂に入るだろう。
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