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険悪な夫との関係が1か月以上続いていた。そんな夫が服を買ってくれたり、顔色を見たりしてなんだか距離を縮めてきた気がする。これ以上不愛想になるのもいかがなものかと思い相槌を打ったりしてそれなりの間隔を置いている。鈍感な人間に繊細な気持ちを伝えるのは至難の業だ。それはどの夫婦においても同じことかもしれない。生まれ育った環境が違えば持っている物差しのメモリがセンチだったりインチだったりして違う。良しとされてきた常識が通じなかったり、悪しき習慣が身についていたりする。国際結婚した夫婦が習慣の違いから離婚したことを聞いたことがあった。日本人の夫が麺類をズルズルいって食べる姿に欧米の妻が我慢できなくなったらしい。「音を立てずに食べて」という妻。「音を立てずに食べると美味しくないんだ!食べることくらい自由にさせてくれ!」と食事時の喧嘩が絶えず、結局破綻した。それだけではなく、おそらくその問題に対処する姿勢だとかそんな諸々のことが噴出した結果なのだと思うが、始まりは些細なことなのだ。同じことが起きても「まぁ、仕方ないわね…」と片付くことだってあるのだから。私の場合、無神経な夫の暴言や粗暴がガスの様に充満し、ある時引火し爆発を起こしたのだ。初めは、そのうち鎮火すると侮っていたのだろう。ところがいつまでたっても鎮火せず広がりつつある山火事に慌てだしたのかもしれない。このままいくとボヤでは済まされないとでも思ったのだろうか。息子のところから戻って態度が変わっていた。こちらとしても大人の対応を心掛けるべく、それなりに応答している。しかし、しこりは残っている。当たり前だ!なめんなよ!ってとこだ。
息子の引っ越しの為、みんなが協力してくれている。娘の夫は家を探してくれているし、義次男は息子のバイクのメンテナンスを引き受けてくれたし本当に感謝している。そしてこれが新しい家族なんだと嬉しく思った。
再婚したり結婚して、血縁関係のなかった人たちが縁という絆で繋がっていく様は機織りの布の様だ。そこに描かれた模様は見たことのない色と風合いで心が癒されていく…。
あったかいね~~~~~
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