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神無月の善き日、娘が結婚式を挙げました。元夫はコロナの関係で欠席し、私と夫と極々身内の式だったが、その分手作り感満載の良い式だった。その後の会食でも娘は嫁ぎ先に可愛がっていただいている様子が垣間見れ、幸せな気持ちになった。結婚は二人だけのものではなく両家が仲良く付き合えるかで幸せにつながるのだなと実感。みんなが集まって「おめでとうおめでとう」と晩酌をし、ふと窓の外を見ると小雨が止んで綺麗な虹が出ていた。なんて粋なサプライズ！
さて夫は結婚したとき「君の誕生石は真珠やな。覚えているよ。だからちゃんとしたところで買ってあげようと思っている」と言った。嬉しくて…でも、買いに行く気配がなくその後何度か聞くと「あ～そのつもりやで」って言っていたのに…10年以上過ぎた。娘は結婚が決まってお姑さんが「真珠を買ってあげたいから～」とピアスとネックレスのセットを頂いた。それを横目に「娘は貰ったよ」と言ったのに「あげるよ。買いに行くよ。」と言って数ヶ月。
昨日夕飯を食べながらその話をすると…
「君はなんでも覚えてんなぁ～。そんなこと言った？」
「はぁ？？？？？ もういらん！！！！！」
と切れたのは当たり前。まさか家庭内で詐欺に遭うとは…。詐欺師も悪いけれど、信じる方も悪いのだと反省。これから年を取り騙されることも増えるのでウォーミングアップだと思うようにした。
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慌ただしく、かつ厳かに娘の挙式が済んだ。初めての儀式なので緊迫した空気に圧倒され細かい失敗があった…。自分の時父がしくじったのでリベンジをかけ臨んだところはいとも簡単にカットされていた。場所によって差異はあるのだろう。とは言っても和やかに済んだのは何よりだった。嫁ぎ先にもかわいがられている様子も垣間見れて良かったな…と思った。自分の時もそうやって嫁がせていただいたのに×がついて心配をかけてしまった。結婚は自分だけでなく周囲も心から祝ってくれることが幸せなのだと思う。周りも幸せにしてこそ新しい門出となるのだ。そうやって歩み始めても失敗するのに…結婚は厳しい。眞子様の猪突猛進劇を見て、本当に幸せになるのだろうかと思った。親に認めてもらえず、両家の交流を断絶されたら、これから子供が生まれたり様々なイベントをみんな揃って祝えないのだ。愛し合っていたら二人の世界しか見えないのだが、歳を重ねるとそれだけじゃ生きていけないとわかるのだけれど。ちょっとした老婆心が顔を出した。
式の後、両家で和やかな会食を取り写真撮影も行って閉幕となった。
小雨がぱらついたが、写真撮影などに影響はなく夕方には綺麗な虹が出るサプライズがあり、幸せな門出に花を添えてもらえた。
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10月になっても、いまだにエアコンをつけている。今年の夏は…長い。この2ヶ月目が回るくらいの慌ただしさだった。忙しいことは充実していて良いことだ。することがなくただ漠然と日永に過ごしていた時は“私どうなっちゃうんだろ”と後退していく自分が恐ろしくなった。近所の人とうわさ話に明け暮れる日々。うわさ話も近所のネタが尽きたら家族のこと、それでもネタに尽きたらワイドショー並みの下世話なネタに尽く。そんな日の終わりは虚しい空気が充満して後悔ばかりだった。だから日本語教師をしたり学校の教壇に立った。今は自営業を手伝い、夫の暴言を聞き流しながら過ごしている。息子も新しい職場に充実しているのか、観葉植物のアグラオネマを育てているようだ。心に余裕ができたのだろう。ペットを飼ったり、ガーデニングをするのはそれなりの手間が掛かる。でも手間を掛けた分愛しさも募るのだ…。そうやって君も育てたんだぞ！息子ちゃん(笑)。でも私は植物の孫より、あなたの遺伝子を継ぐ人間の孫が欲しい。
今日も仕事から帰ってアグラちゃんを愛でながら一服しているのかもしれない。
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10月になっても、いまだにエアコンをつけている。今年の夏は…長い。この2ヶ月目が回るくらいの慌ただしさだった。忙しいことは充実していて良いことだ。することがなくただ漠然と日永に過ごしていた時は“私どうなっちゃうんだろ”と後退していく自分が恐ろしくなった。近所の人とうわさ話に明け暮れる急遽な日々。うわさ話も近所のネタが尽きたら家族のこと、それでもネタに尽きたらワイドショー並みの下世話なネタに尽く。そんな日の終わりは虚しい空気が充満して後悔ばかりだった。だから日本語教師をしたり学校の教壇にたったり、今は自営業を営みその日その日の変化に満足している。ただ…短気で気難しい夫には手を焼いている…。
最近母が皇族の記事に嵌まり込んでしまった。なんにでも夢中になる性格で阪神の試合も裏番組でやっていたらどちらも録画している。負け試合で裏番組が勝つわけないじゃん！意味不明…。韓流ドラマも録画して、行くといつも観ていた。あれはどうだこうだと嵌りに嵌って私情込みの解説に少々うんざりしていた。ところが今回は眞子様のご結婚から秋篠宮のこと、小室圭のこと…。「で！？」と聞きたくなるほど。ご近所の結婚話だもの、「まぁ大変ね」と思うくらい。意見を求められたら、自分の娘だったら反対するくらいかな。だって嫁いで親の借金肩代わりするなんて苦労するじゃない。やはりそんな気苦労が少しでも少ないに越したことはない。それになんか…癖があり過ぎて親戚になれないな。くらい？後はどこにでもある様な家の揉め事にしか思えない。ところがワイドショーで一斉に報じ出すと飽きたのか最近は何も言ってこない(笑)。なんだあなたにとって皇室も阪神タイガースも韓流も同じ土俵上のブームだったのね(笑)。まぁそのブームの中では敢えて私が気になるのは阪神タイガースかな。関西で阪神の優勝が決まると盆と正月が同時に来たくらい賑やかになるし、コロナで落ち込んだ町を活気付けてくれるかもね。
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今日で9月は終わり、今年もあと3か月になった。息子の引っ越しは無事終わり、娘の結婚式が終われば今年の二大イベントはフィニッシュ。しかしここにきて不穏な空気が漂う。結婚式に関しては別れた元夫がコロナ禍の為欠席する…けど云々…と迷い、「元夫が出るなら俺は遠慮する」と現夫が言い、「元夫が出るなら会いたくない」と母が言い…どれをとってもすんなりと行かない。なんだか娘がかわいそうだ。
明日から息子は新天地で第一歩を踏み出す。今度こそ幸せに精進して歩めます様に…
息子の心情はわからないけれど、私は新しい人との出会いにワクワクしている。娘の結婚にしても同じで、新しい家族が増えることが楽しみだ。一期一会。それきりになるかもしれないし、そこから始まるかもしれない。生きることは新しいことに遭遇する冒険なんだよね。冒険だからこそ怖い目に遭ったり嫌な思いをしたり…時には道に迷って不安になるけれど、それもみんなひっくるめて冒険なのだ。そう思うと少々の困難は乗り越えられる。
さ、明日も冒険に出かけよう！
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